Intelligent Systems Games Collection
1986年に任天堂のセカンドパーティとして設立されたインテリジェントシステムズは、ゲーム史上最も愛されるシミュレーションRPGとパズルシリーズを生み出してきました。京都に本社を置く同社は「深い戦略性+キャラクターの魅力」という黄金パターンで知られ、任天堂の隠れた重要開発拠点としてジャンルを再定義する高品質作品を継続的に発表しています。
革新的なゲームプレイ
複数のジャンルに革新をもたらしました:- 『ファイアーエムブレム』(1990–):キャラクターの永久死亡と人間関係網でSRPGジャンルを確立。
- 『アドバンスウォーズ』(2001):カラフルなビジュアルと深い戦略性でターン制戦略ゲームを現代化。
- 『パネルでポン』(1995):競技性のあるタイルマッチングパズルの先駆け。
技術的ブレークスルー
ハードウェアの限界に挑戦:- 『スーパーマリオブラザーズ2』(1988):ディスクシステム初の2MBゲームで縦スクロールを実現。
- 『ペーパーマリオ』(2000):「2.5D」のジオラマ表現を確立。
- 『メイド イン ワリオ』(2003):マイクロゲームコンセプトがモバイルゲームに影響。
現代の功績と文化的影響
近年の代表作:- 『ファイアーエムブレム 風花雪月』(2019):400万本超のシリーズ最高売上。
- 『ペーパーマリオ オリガミキング』(2020):リングパズルでRPGバトルを革新。
- 『メトロイド ドレッド』(2021):19年ぶりの2Dメトロイドヴァニア復活作。
マルス(ファイアーエムブレム)などのキャラクターデザインはゲーム文化の象徴に。
まとめ
35年以上にわたり、戦略と魅力の交差点で進化を続けるインテリジェントシステムズ。『ファイアーエムブレム』の三勢力シナリオのようなIP革新と、『コードネーム S.T.E.A.M.』のような新規挑戦の両立が、任天堂の最重要開発パートナーとしての地位を支えています。ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
1990
タクティカルRPGファイアーエムブレムシリーズの第一作目。永久死亡のあるシミュレーションRPG。アカネイア大陸を舞台に、マルス王子が邪竜メディウスから王国を奪還する物語。
ファイアーエムブレム外伝
1992
タクティカルRPGシリーズ第2作目で、ダンジョン探索と双主人公システムを採用。ヴァレンシア大陸を舞台に、アルムとセリカの並行する物語が展開する。
マリオカート アドバンス
2001
カートレース初の携帯型マリオカート。SFC版全20コースに新規20コースを追加。外出先でも遊べる'クイックラン'モード搭載。クラシックなドリフト操作を継承。
まわるメイド イン ワリオ
2004
パーティーカートリッジ内蔵のジャイロセンサーで本体を回転/傾けて操作するミニゲーム集。振動機能付き特殊カートリッジを使用し、180種類以上の新作ミニゲームを収録。
ゲームボーイウォーズアドバンス
2001
タクティカルRPG任天堂のウォーズシリーズ初の海外向け作品。個性豊かなCO(コマンディングオフィサー)が特徴のターン制戦術ゲーム。キャンペーン・対戦・マップ編集で全114マップを収録。
ゲームボーイウォーズアドバンス2 ブラックホールライジング
2003
タクティカルRPG続編では新COやタッグパワー、邪悪なブラックホール軍が追加。天候システムやネオタンクが登場し、マップエディタも勝利条件カスタマイズ可能に。
ファイアーエムブレム 聖魔の光石
2004
タクティカルRPGGBA第二作目となるFEで、ワールドマップによる自由戦闘と分岐転職システムを初導入。双子の主人公エイリークとエフラムを操作し、魔大陸マグヴェルを守護する五つの聖石を巡る戦いを描く。
ファイアーエムブレム 烈火の剣
2003
タクティカルRPGシリーズ初の海外向け作品としてリリースされた作品。若き領主エリウッド、ヘクトル、リンがエレブ大陸を脅かす陰謀に立ち向かう物語。
ファイアーエムブレム 封印の剣
2002
タクティカルRPG『ファイアーエムブレム 封印の剣』は、インテリジェントシステムズが開発し、任天堂が発売したゲームボーイアドバンス用シミュレーションRPG。ファイアーエムブレムシリーズ第6作目で、『ファイアーエムブレム 烈火の剣』の前日譚にあたる。プレイヤーはロイとその軍勢を操作し、エレブ大陸を舞台にした戦略的な戦いを繰り広げる。
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜
1996
タクティカルRPGシリーズ第4作で初めて2世代に渡る物語を導入。ユグドラル王国を舞台に、聖戦士の末裔たちが大陸規模の政争と戦いに巻き込まれる。