Konami Games Collection
1969年に設立されたコナミは、ジャンルを超えた革新的なフランチャイズで知られる日本を代表するゲーム開発会社です。アーケードクラシックから現代の傑作まで、半世紀にわたるゲーム・音楽・エンタテインメント技術の革新を体現しています。
アーケード黄金時代と突破口
1980年代に《フロッガー》(1981)や《グラディウス》(1985)などのヒット作で台頭。画期的な作品として:- 《魂斗羅》(1987):協力型ラン&ガンを確立
- 《悪魔城ドラキュラ》(1986):ゴシックアクションの基礎を作った鞭戦闘
ジャンルを定義したシリーズ
コナミの代表IP:- 《メタルギア》(1987–現在):小島秀夫のステルスアクションが戦術諜報の枠組みを再定義
- 《サイレントヒル》(1999–現在):心理的ホラーの新基準を樹立
- 《ウイニングイレブン》(1995–現在):FIFAと競合したサッカーシミュレーション
- 《遊☆戯☆王》(1998–現在):トレーディングカードゲームをデジタル化
技術革新
コナミの技術的功績:- FOXエンジンで《メタルギアソリッドV》(2015)のオープンワールドを実現
- BEMANIシリーズ(《ダンスダンスレボリューション》,1998)で音ゲーと体感を融合
- 《幻想水滸伝》(1995)など初期RPGのセーブシステム
マルチメディア展開と近況
ゲーム以外の事業:- ゲームIPを採用したパチンコ機
- フィットネスクラブ事業
- 2015年以降のAAAタイトルからモバイル・ギャンブル事業への転換
まとめ
50年以上にわたり、コナミは多様性と挑戦を体現。《ソリッド・スネーク》のステルス任務から《ピラミッドヘッド》の悪夢まで、数々の名作を生み出しました。近年の収益優先戦略は批判も受けますが、《MGS3》(2004)や《サイレントヒル2》(2001)はゲーム史に残る傑作です。悪魔城ドラキュラ
1986
アクションプラットフォーマー吸血鬼殺しのベルモンド家を主人公に、ドラキュラ城を攻略するアクションゲーム。聖なる鞭「ヴァンパイアキラー」と聖水・斧などのサブウェポンが特徴。
ドラキュラII 呪いの封印
1987
アクションアドベンチャー悪魔城ドラキュラシリーズ第二作で初めてRPG要素を導入。昼夜サイクルを持つ非線形マップでシモン・ベルモンドがドラキュラの遺骸を集め呪いを解く冒険を描く。
悪魔城伝説
1989
アクションプラットフォーマーシリーズ初のマルチキャラクターシステムを採用した前日譚。15世紀のドラキュラ復活を阻止すべく、トレバー・ベルモンド、サイファ・ヴェルナンデス、グラント・ダナスティ、アルカードの4キャラクターを操作可能。
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ
1989
ベルトスクロールアクションNES初のTMNTゲームでは、レオナルド、ミケランジェロ、ドナテロ、ラファエロの4匹のカメを操作し、ニューヨーク市で戦いながらエイプリル・オニールを救出し、邪悪なシュレッダーを倒します。各タートルごとの特殊能力や乗り物ステージが特徴です。
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズII ザ・アーケードゲーム
1990
ベルトスクロールアクションコナミの人気アーケードビートダウンを忠実に移植。4匹のタートルズを操作しシュレッダーからエイプリルを救出します。協力プレイ可能でピザ回復アイテムも健在。
ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ3 マンハッタンプロジェクト
1991
ベルトスクロールアクションタートルズのNES版頂上決戦!クラングとシュレッダーが仕組んだマンハッタン浮上計画を阻止せよ!8ステージの空中戦艦バトルも登場。
ブレード・オブ・スティール
1988
スポーツ『ブレード・オブ・スティール』はコナミが開発したクラシックアイスホッケーゲームです。高速なアクションとファイティングメカニクスで知られ、5対5の試合にリアルなペナルティやパワープレイが再現されています。
タイニー・トゥーンアドベンチャーズ
1991
プラットフォーマー『タイニー・トゥーンアドベンチャーズ』は1991年にアニメシリーズを基にしたプラットフォーマー。プレイヤーはバスター・バニーを操作し、6つのカートーンテーマのワールドを走り、跳び、跳ね回り、モンタナ・マックスに誘拐された友達を救出します。スーパーダッシュやカートーン風変身などの必殺技が特徴。
タイニー・トゥーンアドベンチャーズ2
1993
プラットフォーマーバスター・バニーと仲間たちが18のカートーンステージでモンタナ・マックスの陰謀を阻止するギャグプラットフォーマー。