Technōs Japan Games Collection
1981年に元データイースト社員によって設立されたテクノスジャパンは、1980-90年代を代表するアーケードゲーム開発会社となりました。1996年に解散したものの、ベルトスクロールアクションやスポーツジャンルを定義した名作シリーズにより、その遺産は今も受け継がれています。
革新の数々
テクノスが業界に衝撃を与えた二大シリーズ:- 『ダブルドラゴン』(1987):協力プレイとコンボシステムを導入した横スクロール格闘ゲームの原型
- 『くにおくんシリーズ』(1986-):アーケード『熱血硬派くにおくん』から発展したFC『熱血物語』はRPG要素と格闘を融合した傑作。『スーパードッジボール』などスピンオフも人気
独自のスタイル
スタジオの特徴:- 誇張されたキャラクター:パンチ後の顔の腫れなどコミカルな表現
- マルチプレイ重視:2-4人用筐体が対戦文化を促進
- ギャグ要素:『熱血物語』の不良描写は後の学園モノの雛形に
解散後の展開
現在も以下の形で継承:- 『アーケードアーカイブス』での復刻
- 2019年『River City Girls』(WayForward開発)
- インディーゲームへの影響
レガシー
テクノスは「アーケードゲームにも個性ある物語が可能」と証明しました。混沌としたアクションとユーモアの融合は、コインオペ時代の伝説として輝き続けています。ダブルドラゴンII ザ・リベンジ
1989
ベルトスクロールアクションマリアンの仇を討つため、ビリーとジミー・リーが帰還。空中攻撃や投げ技などの新アクションを駆使し、9ステージのストリートファイトを繰り広げる。
ダブルドラゴンIII ザ・セイクレッドストーンズ
1991
ベルトスクロールアクション5つの秘石を求めて世界を巡るリー兄弟。新キャラクター・陳清明と柳生乱蔵が独特の戦闘スタイルで参戦する7つの国際ステージ。
ダウンタウン熱血物語
1989
ベルトスクロールアクション国夫とリキが京子を救うため街の不良集団と戦うアクションRPG。オープンシティ探索、能力アップの店舗、2人協力プレイが特徴。
熱血高校ドッジボール部 サッカー編
1990
アクション16カ国の代表チームが激突する格闘サッカー。凶悪なスライディング、必殺シュート、地形効果のある7スタジアムでRPG的なチーム育成が可能。
熱血!ストリートバスケ がんばれ Dunk Heroes
1993
スポーツ『くにおくん』シリーズのキャラクターが登場するカオスなストリートバスケットゲーム。3on3のバスケに格闘ゲーム要素を融合し、パンチやキック、必殺技でボールを奪い合う。
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
1989
スポーツ『くにおくん』シリーズのキャラクターが登場するカオスな陸上競技ゲーム。おんぶバトルや早食い競争、格闘要素ありの障害物競走など、常識外れの競技で対戦する。
スーパードッジボール
1987
スポーツ『スーパードッジボール』はテクノスジャパンが開発したアーケードスポーツゲーム。1987年にリリースされ、特殊技や国際チームを特徴とした誇張されたドッジボールゲームプレイが楽しめます。プレイヤーは各国のチームを操作し、ユニークなコートレイアウトでパワーショットを駆使した高速試合を戦います。
ダブルドラゴン
1987
ベルトスクロールアクション1987年にベルトスクロールアクションの原型を確立した伝説的作品。プレイヤーはビリーとジミーのリー兄弟を操作し、黒い戦士たちからビリーの恋人マリアンを救出する。髪づかみやエルボードロップ、2人協力プレイなど特徴的なアクションが可能。
ダブルドラゴンII ザ・リベンジ
1988
ベルトスクロールアクションマリアンの死を復讐するためビリーとジミー・リーが戻ってきたアーケード続編。8つのステージで飛び蹴りや投げ技などの新アクションを導入。
スーパー双截龍
1992
ベルトスクロールアクション家庭用ゲーム機向けに特別に開発された初の双截龍シリーズ。グラフィックの強化、新戦闘システム、武器システムを搭載。ビリーとジミー・リーを操作し、8ステージのストリートファイトを体験。
ダブルドラゴン
1988
ベルトスクロールアクション伝説のベルトスクロールアクションが8ビットで登場!ビリーとジミーのリー兄弟を操作し、マリアンを救うため街のギャングと戦え。特徴的なエルボーアタックやSMS版独自のボーナスステージを収録。
ダブルドラゴンII ザ・リベンジ
1993
ベルトスクロールアクション伝説的ベルトスクロールアクションの続編がCD音源とアニメーションカットシーンで登場。マリアン襲撃事件の復讐を誓うビリーとジミーのリー兄弟を操作し、新技「サイクロンスピンキック」や協力攻撃を駆使して戦え。