セガCDゲームコレクション
セガCD(北米以外ではメガCD)は1991年に発売された、メガドライブの性能を大幅に拡張する画期的なCD-ROM周辺機器でした。2倍速CD-ROMドライブを搭載し、専用サウンドチップによる音質向上やフルモーションビデオゲームの実行が可能。299ドルという高価格や粗製濫造なFMVゲームが批判されたものの、CD-DA対応(320MBの大容量)、『ルナ・ザ・シルバースター』のような音声付きRPGなど数々の技術革新をもたらしました。代表作品にはタイムトラベル要素のある『ソニックCD』、論争を巻き起こしたホラーゲーム『ナイトトラップ』、圧倒的グラフィックのレースゲーム『ロードアベンジャー』が挙げられます。約224万台を販売しましたが、開発コストの高さから次世代機にその座を譲りました。
すべてのセガCDゲーム
ソニック・ザ・ヘッジホッグCD
1993
プラットフォーマー『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』は1993年にソニックチームが開発、セガがセガCD用に発売したプラットフォームゲーム。エミー・ローズとメタルソニックが初登場し、各ゾーンの過去・現在・未来を時間移動する仕組みが特徴。ソニックはタイムストーンを集め、ドクター・ロボトニックがリトルプラネットを征服するのを阻止しなければならない。
3ニンジャ キックバック
1994
アクションプラットフォーマー1994年のカンフーコメディ映画を基にした『3ニンジャ キックバック』は、Sega CDの機能を活かし拡張されたカットシーンとCD音質を実現。ロッキー、コルト、タムタムを切り替え操作し、横スクロールステージで甲賀忍軍と戦うアクションプラットフォーマー。
アメイジング・スパイダーマン vs. キングピン
1993
アクションアドベンチャーセガCD独占タイトルで、横スクロールアクションと映画的なストーリーテリングを融合。キングピンに盗みの罪を着せられたスパイダーマンが24時間以内に盗品を回収し冤罪を晴らすオリジナルストーリー。マーベルコミック作家たちのデジタル音声を採用。
バットマン&ロビン アドベンチャー
1995
アクションプラットフォーマー『バットマン&ロビン アドベンチャー』は高評価を受けたアニメシリーズを基にしたアクションプラットフォーマーで、セガCD専用に開発されました。オリジナルキャストによるデジタル音声とアニメーションカットシーンを特徴とし、TVシリーズのダークデコ調の美学を再現しながら挑戦的なゲームプレイを提供します。
ファイナルファイトCD
1993
ベルトスクロールアクション『ファイナルファイトCD』は1993年にセガCDへ移植されたカプコンのアーケード名作で、強化された音響とオリジナルキャラ3人(ハガー、コーディ、ガイ)に加え、日本版限定キャラクター・ソドムも収録。CD品質のBGM、拡張カットシーン、アレンジサウンドトラックモードを搭載した決定版。
プリンス・オブ・ペルシャ
1993
アクションプラットフォーマージョーダン・メクナーの映画的プラットフォーマーがCD音質の音楽、新規カットシーン、滑らかなアニメーションで強化。60分のリアルタイム制限で王女を救出するため、危険な宮殿ダンジョンを攻略せよ。