KOFシリーズゲームコレクション
1994年にSNKから誕生した『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(KOF)は、3対3のチームバトル、多彩なキャラクター、高度な戦闘システムで知られる格闘ゲームの金字塔です。『餓狼伝説』や『龍虎の拳』などSNKの人気作品を統合した世界観で、深いメカニクス、ビビッドなピクセルアート(初期作)、そして毎年開催される「KOF大会」を軸にしたストーリーが特徴です。
クラシック時代(1994–2003)
『KOF '94–'98』では緊急回避やパワーゲージが確立され、特にバランスの取れた『KOF '98』は「夢の対決」と称されました。『NESTS編』(1999–2001)ではストライカーシステムが導入されましたが、複雑さも指摘されました。復活と現代化
SNKの経営再建後、『KOF XIII』(2010)はHD手描きスプライトでシリーズを再生。『KOF XIV』(2016)で3D化し、『KOF XV』(2022)ではロールバックネットコードとクロスプレイでeスポーツ対応を強化しました。文化的影響
草薙京、八神庵、テリー・ボガードなどのキャラクターは格ゲー史に残る存在です。漫画やアニメ(『KOF: Destiny』)、クロスオーバー作品(『SNK vs. Capcom』)も生まれ、BGM(例:『Esaka?』)は今もファンに愛されています。不朽の人気の理由
KOFは精密な操作、チーム戦略、そして熱心なコミュニティに支えられています。懐古派も新規プレイヤーも、伝統と革新の融合に楽しみを見出せる、格闘ゲーム界の支柱です。🎮すべてのKOFシリーズゲーム
ザ・キング・オブ・ファイターズ'94
1994
格闘SNK格闘ゲームシリーズの記念すべき第1作。3対3のチームバトルシステムを導入し、『餓狼伝説』『龍虎の拳』などからキャラクターが参戦。ラギュール・バーンシュタインが最初のラストボスとして登場。
ザ・キング・オブ・ファイターズ'96
1996
格闘SNK格闘ゲームシリーズ第3作。緊急回避システムを導入し、ライン移動を廃止。神楽ちづるなど新キャラクターが登場し、オロチ編のストーリーが進展。グラフィックとゲームスピードが向上。
ザ・キング・オブ・ファイターズ'97
1997
格闘『ザ・キング・オブ・ファイターズ'97』はSNKが開発・発売した対戦型格闘ゲーム。KOFシリーズの第4作目で、オロチ編のストーリーを引き継いでいます。プレイヤーは様々なキャラクターやチームから選び、熱い1対1のバトルを繰り広げます。
ザ・キング・オブ・ファイターズ'98
1998
格闘「运命なしの総力戦」と呼ばれるドリームマッチ作。38人の最大キャラクター数を誇り、「アドバンスト」「エクストラ」2つの戦闘モードを導入。
ザ・キング・オブ・ファイターズ'99
1999
格闘NESTS編開幕作。革命的なストライカーシステムと4人チームを導入。新主人公K'が初登場、名ステージ「江坂」も登場。
ザ・キング・オブ・ファイターズ2000
2000
格闘NESTS編完結編。洗練されたストライカーシステムと最終ボスZEROが登場。新キャラ・ヴァネッサと強化版カウンターモードを搭載。
ザ・キング・オブ・ファイターズ2001
2001
格闘シリーズ第8作で物議を醸した『ストライカーマッチ』システム(4v0から1v3までチーム比率を調整可能)を導入。NESTSカルテルが最終敵として登場し、アンヘル、K9999などの新キャラクターが実験的な戦闘メカニズムで参戦。
ザ・キング・オブ・ファイターズ2002
2002
格闘シリーズ第9作目はストライカーなしの3対3バトルに回帰。43人のキャラクターが参戦し、最終ボスとしてオメガ・ルガールが新技を携えて登場。
ザ・キング・オブ・ファイターズ2002 マジックプラスII
2009
格闘KOF2002をベースにゲームバランスを再調整し、新MAX2超必殺技と追加キャラクターを収録した強化版。非公式改作ながらアーケードで人気を博した高速対戦型格闘ゲーム。
ザ・キング・オブ・ファイターズ10周年記念 2005 ユニーク
2005
格闘KOFシリーズ10周年を記念した特別版。『KOF'98 UM』と『KOF2002 UM』のシステムを融合させ、オロチ編とNESTS編の全64キャラクターを網羅した究極のロスターを実現。
ザ・キング・オブ・ファイターズ R-2
1999
格闘KOF'98をベースに改良したNGP版格闘の決定版。9チーム23人のファイターに加え、NGPオリジナルキャラと革新的な「ラッシュコンボ」システムを搭載。